久々に小説を読んだ話
会社やめて新しいこと勉強し始めて(そのうちちゃんと報告してアピールする予定)、今とても元気になったので、久しぶりに小説を読んだ。
せっかくなので感想的なものを残してみようかな。ネタバレ含みません。
「本日は、お日柄もよく」
著 原田マハ
本日は、お日柄もよく - 原田マハ - Google ブックス
〈雑なあらすじ〉
平凡なOLだった主人公こと葉が、なんやかんやあってスピーチライターという仕事にのめり込んでいく。
かなり前に話題になって、その時読み損ねて今更読んでみたけど、とっても良かった。
もっとここの経緯詳しく読みたかった!!!みたいなところはあったけど、何よりスピーチライターの物語だけあって、印象的な言葉にたくさん出会った。
その中でも、これからも忘れたくない一節。
"困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している"
この一節に至る経緯があってこそ響くのかもしれないけど、ここでぐさっとやられた。
出会えてよかった。